BIRT Spreadsheet Designer
BIRT Spreadsheet Designerは、業務の遂行をExcelに大きく依存しているレポート作成者などに適したツールであり、新しいデータを自動的にファイルに流し込んだり、それを変更して様々なレポート閲覧者に対処したいという要望に応えます。また、Java開発者は、BIRT Spreadsheet Designerを使用してスプレッドシートのテンプレートをデザインし、これをBIRT Spreadsheet Engine and API製品と併用して、アプリケーションの一部として活用できます。BIRT Spreadsheetレポートは、BIRT Spreadsheet Designerだけで生成と表示ができるほか、BIRT Spreadsheet Engine and API、BIRTデプロイメントキット、BIRT iServer ExpressやBIRT iServerといったサーバ製品でも生成と表示ができます。
信頼性の高いスプレッドシート レポーティングのパラダイムBIRT Spreadsheet Designerは、スプレッドシートのデータアクセスを自動化し、Excelモデルの再利用をサポートします。その結果、手作業で行うスプレッドシートの構築プロセスを肩代わりし、繰り返し実行可能で信頼性の高いプロセスにすることができます。
自動化されたデータリフレッシュBIRT Spreadsheet Designerは、ウィザードとその他のツールを提供し、スプレッドシート レポートが毎回の実行時に使用するデータ接続、クエリ、書式を迅速かつ容易に定義できるようにします。
- データ接続ウィザード ― アクセス可能なデータソースを表示し、新しいデータソース接続の作成をガイド
- ビジュアルなクエリウィザード ― クエリの構築をガイド
- データのプレビュー ― データ接続が正しく定義されているかどうかの検証と、表示用に選択されたテーブルが正しいかどうかの確認を支援
- データ書式設定ウィザード ― スプレッドシートの書式へのクエリデータの挿入と、Excel構文の数式、計算、集計で使用する動的なセル参照をガイド
複数のデータソースのサポートBIRT Spreadsheet Designerで構築したExcelスプレッドシートは、さまざまなデータベースにアクセスして、手作業によるスプレッドシートの構築プロセスを自動化できます。
- 標準提供のデータソースのサポート ― JDBCをサポートするデータベースと、フラットファイルのデータソースへのアクセスを提供
- カスタムデータのサポート ― カスタムデータソースの追加は、Information Object(メタデータ層)製品をBIRT iServer Express/BIRT iServerレポートサーバのOpen Data Accessフレームワークと併用する場合に可能
- 複数データソースへのアクセスのサポート ― 複数のデータソースからのデータを1つのスプレッドシート レポートに統合
- クエリの実行結果に対するクエリ ― 別のクエリの実行結果に対するクエリを実行し、結合を行うことが可能
再利用可能なExcelモデルBIRT Spreadsheet Designerは、Excelファイルを読み込むことで既存のExcelモデルを活用することができ、Excel®のパワーユーザやレポート開発者が、既存のデザインを新しいレポートに流用しやすくします。
- 再利用可能なモデル ― 既存のExcelファイルを読み込み、それを新しいデザインの出発点として利用
- デザインの抽象化 ― 生成されたレポートからデザインを分離して再利用をさらに容易にするとともに、エンドユーザがWhat-If型の変更を行う場合でも、元のデザインにエラーが持ち込まれることを防止
- データエクスプローラ ― レポートの基盤となる項目についての概要を提供するツールで、提供される情報には、データソース、データセット、パラメタ、セキュリティ設定のほか、スクリプト定義も含まれる
真のExcelオーサリングBIRT Spreadsheet Designerはビジュアルな開発ツールであり、Excelの機能を使用したExcelレポートのオーサリング用に特化して設計されています。ほとんどすべてのExcel機能をサポートし、これらを自動化します。
書式設定、関数、数式BIRT Spreadsheet Designerは、スプレッドシートの新規作成、書式設定、数式処理を自動化します。
- シートの作成 ― ワークシートを新規作成して名前を付け、同時に行、列、図表オブジェクトを挿入
- 数式 ― 動的なセル参照を使用できる数式、計算、集計用のExcel構文を作成
- 書式設定 ― Excelのセル、行、列、ヘッダに使用するフォント、表示形式(データ型)など、シートの書式設定オプションのすべてをサポート(例えば、罫線や結合セルなど)
- 条件付き書式設定 ― データ値に基づいて目立たせたい項目を強調表示
- データの一覧表示 ― データのソートとフィルタリングを実行
高度な機能BIRT Spreadsheet Designerで構築したスプレッドシート レポートは、マルチシート ワークブックやピボットテーブルなど、Excelの最も高度な機能でさえ活用できます。
- ピボットテーブル ― ピボットテーブル機能を使用して、データをソートしたり、合計したり、切り替えたりして分析できるExcelレポートを生成
- 行と列のグループ化 ― Excelのアウトライン機能を使用して、行と列がグループ化されたスプレッドシートを生成し、必要に応じて詳細を表示したり、非表示にすることが可能
- 2次元や3次元のExcelグラフ ― 縦棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、階段グラフ、横棒グラフ、組み合わせグラフ、円グラフ(パイグラフ)、ドーナツグラフ、散布図(XY図)、株価チャート、バブルチャートなど、多様なExcelグラフをサポート
- 3次元のマルチシート クロスタブ ワークブック ― クロスシート参照をサポート。例えば目次や集計用ワークシートのように、他の複数のワークシート上の値の小計で集計用タブの並び順を制御
- セルレベルのセキュリティ ― エンドユーザによる個々の行、列、セルへのアクセスを制御。この機能はスマートシート オプション付きのBIRT iServer Express/BIRT iServerと併用する場合に有効
データ駆動型のレイアウトBIRT Spreadsheet Designerは、目的のExcelファイル、そのワークシートとレイアウトを、実行時に最新データとユーザの入力に基づいて、動的に生成します。
実行時のデータリフレッシュ BIRT Spreadsheetでデザインされたスプレッドシート レポートは、実行時にデータソースを読み、レポートを自動的に更新し、リクエスタによって指定されたパラメタがあればそれを使用します。
- データリフレッシュ ― 各データソースに対するクエリとデータ接続定義はレポートデザインと共に保存されるので、レポートは実行時に最新データで更新可能
- カスケーディング パラメタ ― 動的なカスケーディング プロンプトを設定。ユーザはデータの値と範囲を入力して、データをフィルタリングしたり、スプレッドシートの構造を変化させることが可能
- 複数のデータソースからの読み込み ― 実行時に、複数のデータソースを読み、得られたデータを単一のスプレッドシート レポートに統合
実行時のレイアウト生成BIRT Spreadsheet Designerは、スプレッドシート レポートの生成時に利用できるデータに基づいて、自動的に列、行、ワークシート、データを、拡大、縮小、分割、グループ化します。
- 自動的な拡大と縮小 ― データに従い、レポートを拡大または縮小。例えば、ページ境界を越えて列の幅を拡げたり、行の高さを拡げたりでき、これに囲み罫線も追随
- ワークシートの分割 ― データを行方向に分割したり、列方向に分割したり、レポート内で複数のワークシートに分割
- 日付によるグループ化 ― データを日付で自動的にグループ化(曜日、週、月、四半期など)
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